シニア/高齢者のダイビング

ダイビングに興味はあるけれど自分の年齢を気にされて、思いとどまっている方もいらっしゃると思います。海へ行くとわかるのですが、ダイビングスポットでは多くのシニア/高齢の方がダイビングを楽しんでいます。そして60歳以上になってからダイビングを始める方も少なくありません。
ダイビングは年齢に関係なくお楽しみいただけるのですが、病気やケガなどの体調によって、そして服用している薬の影響によってダイビングができない場合もあります。
もちろんダイビング禁止の病気というのもあります。病気の状態によっては調子の良い時はダイビング可能で、良くない時は不可となる場合もあります。そのような判断は私達インストラクターではできないので、潜水医学に詳しい医師の診断を受けることが一番です。そうすることによって本当にダイビングができないのか、その時の状態によってできる場合とできない場合があるのか、などがわかってきます。中には、どうしてもダイビングに向いていない、と診断される方もいらっしゃいますが、それはごく少数です。多くのシニア/高齢のダイバーは、自分自身の健康状態をきちんと把握したうえでダイビングを楽しんでいます(もちろん体調によってはダイビングをお休みしなくてはいけない場合もあります)。

健康状態に不安をお持ちの方は、まず、スクーバダイビング用の健康診断を受けていただくことをお勧めします。
DANジャパンはレジャー・スクーバ・ダイビングの安全性の向上を目的として、一般財団法人 日本海洋レジャー安全・振興協会が運営しています。こちらの会員になるとDDNetというダイビングに詳しい医師のいる病院を検索することができます。ただし、このDANジャパンはダイビングのCカードを持っていないと会員になることができません。Cカードをお持ちでない方は当店にお問合せください。

DAN JAPN HP : http://www.danjapan.gr.jp/

また、どなたでも受講できる潜水医学セミナーも開催されています。私自身も毎年参加していますが、特定非営利活動法人潜水医学情報ネットワーク(MINDER)が主催している潜水医学セミナーでは高齢者ダイバーに関する講演も多く、過去の演題には
2017年「中高年ダイバーの循環器疾患予防について
2016年:「高齢者ダイバーに必要な運動能力
2015
年:中高齢者ダイバーの潜水事故と健康管理について」
2014年:
ダイビングにおける服薬の問題」「安全にダイビングできる運動能力」
などがあります。過去の講演につきましては下記HP内の下部にある総合目次よりお入りになりご覧ください。

NPO法人 潜水医学情報ネットワーク HP : http://npominder.justhpbs.jp/

高齢の方の場合、薬を日頃から服用されている方も多いと思います。処方されている薬だけではなく市販薬であってもダイビングに適さない成分の含まれている薬があります。潜水医学に詳しい医師ですと、それも考慮して処方してくれる場合もあります。実はダイビング中の薬の影響というのはわかっていないものも多く、これにつきましても上記潜水医学セミナーで過去に講演がありました。
2014年 「ダイビングにおける服薬の問題」

多くはありませんが、潜水医学に関する書籍等もありますので、興味をお持ちの方はお気軽に当店までお問合せください。

当店では、これまで、医師の診断によって受講していただくダイビングコースのメニューを検討したり、その日の健康状態を申告していただいた上で、当日のダイビングの計画を立てています。これらにつきましては当店の「ダイビングの安全管理」のページも併せてお読みください。