ダイビングに興味はあるけれど自分の年齢を気にされて、思いとどまっている方もいらっしゃると思います。海へ行くとわかるのですが、ダイビングスポットでは多くのシニア/高齢の方がダイビングを楽しんでいます。そして60歳以上になってからダイビングを始める方も少なくありません。
ダイビングは年齢に関係なくお楽しみいただけるのですが、病気やケガなどの体調によって、そして服用している薬の影響によってダイビングができない場合もあります。
もちろんダイビング禁止の病気というのもあります。病気の状態によっては調子の良い時はダイビング可能で、良くない時は不可となる場合もあります。そのような判断は私達インストラクターではできないので、潜水医学に詳しい医師の診断を受けることが一番です。そうすることによって本当にダイビングができないのか、その時の状態によってできる場合とできない場合があるのか、などがわかってきます。中には、どうしてもダイビングに向いていない、と診断される方もいらっしゃいますが、それはごく少数です。多くのシニア/高齢のダイバーは、自分自身の健康状態をきちんと把握したうえでダイビングを楽しんでいます(もちろん体調によってはダイビングをお休みしなくてはいけない場合もあります)。